【非常食の備忘録】IZAMESHI もちもちお餅のちからうどん

非常食の備忘録です。今回はIZAMESHI もちもちお餅のちからうどんをご紹介します。

目次

基本情報

IZAMESHI もちもちお餅のちからうどんは杉田エース株式会社が販売、光工業株式会社が製造の長期保存即席めんです。

賞味期限:製造日より3年
内容量:77.8g(めん50g)
栄養成分表示:エネルギー 248kcal たんぱく質 6.6g 脂質 0.9g 炭水化物 52.8g 食塩相当量 3.0g
外装:缶(プラスチックのふたつき)
サイズ:高さ約12.3cm 幅約10.3cm

開封

大きい缶ではありますが、缶切り不要のイージーオープン式です。
開封すると麺が2玉と丸餅が2個、ちからだしと書かれた粉末スープが入っていました。

調理・実食

調理方法は①白い蓋を外し、缶を開け、袋を2つ(粉末スープと餅)取り出す、②袋を開封して中身を缶の中に入れ、熱湯を注水線(目安量415mL)まで注ぐ、③白い蓋をかぶせ10分待ったあと、よくかき混ぜて完成。とのことです。

お味は…あっさりおだしにつるつる麺、優しい味わいのおいしいちからうどんです。

色の感じの通りだしはおそらく関西風のあっさり仕立て、平たい麺は粘りのないぶん噛みやすくスルスルと入ります。たまにゆず皮のほんのり柑橘風味が顔をのぞかせます。餅も柔らかく仕上がりおだしとの相性もよくいい塩梅です。(小ぶりなのでうっかり丸ごと飲み込まないよう要注意)

購入場所

IZAMESHI もちもちお餅のちからうどんは杉田エースの通販サイトupstairs、スギカウにて購入可能です。

参考価格は799円です。(2024年6月現在)

楽天、Yahooショッピング、ヨドバシドットコムなどの各種ネット通販で購入可能です。

店舗ではヨドバシカメラで見かけることも。著者はヨドバシカメラにて購入。価格は799円でした。

賞味期限当月の実食レポ

ここからは同商品の賞味期限当月の様子をお送りします。(2024年3月撮影、実食)

非常食として保管しておいたIZAMESHI もちもちお餅のちからうどんが無事に賞味期限当月を迎えました。(記事の執筆は2024年6月ですが撮影と実食は2024年3月のものです。)

上の記事は購入から日の浅いもの(賞味期限2027年3月)について紹介しましたが、今回実食する古いもの(賞味期限2024年3月)といくつか違いが見られましたので挙げておきます。

餅:新 丸餅 古 角餅
内容量:新 77.8g(めん50g) 古 92.8g(めん60g)
栄養成分表示:
新 エネルギー 248kcal たんぱく質 6.6g 脂質 0.9g 炭水化物 52.8g 食塩相当量 3.0g
古 エネルギー 296kcal たんぱく質 7.7g 脂質 1.2g 炭水化物 64.0g 食塩相当量 3.1g

缶の上部が心なしか膨らんでいるように見えますが、開封時に危険はありませんでした。
開封すると麺が2玉と角餅が2個と粉末スープが入っていました。においを嗅いでみましたが無臭です。
缶にはプラスチック容器が固定されており、その外側に脱酸素剤が入っています。これにより缶の中で調理をしても食品に脱酸素剤が触れない構造になっています。

画像の左側にどす黒い塊が見えますが、これは粉末スープの袋に入っていたもので、経年の影響かペースト状になり取り出すことが困難なほど袋にへばりついていました。

規定量の熱湯を入れ、10分待ちいざ実食…といきたかったところですが、10分経過時点では麺と餅が固すぎて食べられなかったので3~4分延長しました。

お味は…だしの風味が抜けたスープ、木材風味の麺、ボソボソした餅のちからうどんです。

元々あっさりめのだしとはいっても、自身が風邪でもひいたかと思うくらいにはだしの味を感じにくく、スープの溶け残りがあるんじゃないかとしっかり混ぜても変わらず、(袋にへばりついた元粉末スープのペーストもがんばって熱湯で溶かして全量入れた)なんともいえない気持ちに。麺は湯を入れて時間がたっても固くザラザラしたままで何故か木材のような風味がする始末。何これ。餅はパッケージの注意書きに時間の経過とともに固くなりますとあるように、確かに固く伸びと粘りが失われボソボソとしていて調理をミスったちくわぶのような食感です。

まとめ

今回の実食では、IZAMESHI もちもちお餅のちからうどんは賞味期限当月まで時間が経過すると風味や食感が損なわれおいしく食べるのは難しいという結果になりました。
最初に賞味期限当月分を食べてなんやこれと思いこれが経年によるものなのか元々こんな味なのか気になり、新しいものを購入して食べるとまともな味で安心しました。しかし、非常食として長期保存されたものを食べることになる場面を想像するとだいぶ厳しいので、経年後の味を知ることが出来たのは個人的には非常に有益でした。

ちなみに木材の風味がする麺は存在するのか調べるとポットヌードルというイギリスのカップ麺の味の感想にいくらか見られました。世界は広いですね。

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